2014年8月16日土曜日

膝関節痛の背後にある脳機能のバランス異常!

膝関節痛の背後にある脳機能のバランス異常!

【初回所見】
62歳女性が膝関節痛の症状を訴えて来院。約1か月半まえから発症。走ることや階段を降りる際に不自由を感じるとのこと。バトミントンは以前から時々行い、最近ソフトバレーを始めて、その練習ができない状態。3週間ほど前に整形外科を受診して、右膝に水が溜まっていたので抜いてもらったとのこと。電気治療と飲み薬を服用したが変化がなく、知人のご紹介で来院。

【初回検査施術】
最初に片足立ちをしてもらうと、特に右足立ちでは、膝に震えが生じバランスが不安定な状態。眼球運動、対光反射、舌の動き、嗅覚刺激による機能検査で、主に左側からの脳神経系への刺激で陽性反応が示された。AM(アクティベータメソッド)で主に右側の足関節部、膝、股関節部、骨盤、脊柱部の調整を行い、PCRTにて嗅覚刺激による脳神経のバランス調整、並びに「喜び」に関係する誤作動を調節した。

【考察】
まだ、一回目の施術ではあるが、施術前と施術後では、特に右足立ちの検査では顕著な変化が見られた。本症例は、膝関節周辺の機能異常反応も示されてはいるが、特に三半規管や脳機能のバランス異常が顕著で、次回の施術から特に脳バランスの機能異常を目安に施術を進めなくてはならない症例であると感じた。一回の施術で完治したわけではないので、しばらく通院していただき、早期回復に努めたい。


0 件のコメント:

コメントを投稿