2016年4月5日火曜日

PCRT症例報告【チック症状の改善】(ジストニア)

【はじめに】

3歳9か月の男の子とその母親が、チックと吃音障害(どもり)を改善したいとのことで来院。母親によると、3歳4か月の時からチックの症状が顕著になりはじめたとのこと。目をパチパチしたり、不安で緊張が強くなると右手でグーパー、グーパーしたりする。毎日、夕方にテレビを見ているときに胸をブルブル震わせるのを無意識に繰り返す。母親が忙しくてかまってもらえないと不安になる様子。日々、観察しているとだんだんとガクガク身体を震わせる感じに変わり、心配で小児科を受診し、その映像場面を医師に見せると、てんかん発作ではなく、チックのようなものだろうといわれたとのこと。小児科医のアドバイスで夕方のテレビは見せていない。ひどくはないが、吃音(どもり)も少し出ている。4月から幼稚園の入園で不安もあり、体験入園でも目をパチパチさせていたらしい。

原因として考えられる家族の関係があったらしい。チックの症状を発症する以前、上の兄(9歳)のアトピー症状がひどくなり、強迫性障害も合わせて発症。アトピー症状改善のために、しみる温泉水をかけるときに大声をだすなど、兄が精神的に不安定状態だった。母親も兄のことが不安で兄にかかりっきりだったとのこと。また、兄の温泉治療で弟を実家に預けて寂しい思いをさせることが多かったらしい。本来はとても明るい子供だったのに、チックの症状が出始めたと同時期位に性格も暗く、不安げになり、赤ちゃん返りのように母のおっぱいを吸うようになった。なるべく不安にさせないようにして、兄の症状も改善し、フラワーエッセンスをとるようにして、以前よりは改善したとのこと。

母親の思慮深いサポートもあり、代理検査などを通して段階的に改善された症例を報告する。

【初回施術】

〔目安検査〕
エネルギー系:第4チャクラ、第6チャクラ

〔EB特定検査〕

第4チャクラ
→信念→「慈悲心」(お母さん)→A君に対して~してあげたい→PCRT呼吸振動による施術→陰性反応
→信念→「羞恥心」→恥ずかしと思っていることPCRT呼吸振動による施術→陰性反応

第6チャクラ
→信念→「慈悲心」→A君がお兄ちゃんに対して心配していること→PCRT呼吸振動による施術→陰性反応
→信念→「同情心」→A君がお兄ちゃんに対して・・・→PCRT呼吸振動による施術→陰性反応

施術終了

【2回目:4日後】

〔目安検査〕
エネルギー系:第4チャクラ、第6チャクラ

〔EB特定検査〕
第4チャクラ
→信念→「復讐心」(お母さん)→一年前の過去の友人に対して→PCRT呼吸振動による施術→陰性反応

第6チャクラ
陰性反応

施術終了

【3回目:3日後】

〔目安検査〕
エネルギー系:第4チャクラ、第6チャクラ
症状イメージ

〔EB特定検査〕

第4チャクラ
→感情→「恐怖」→お兄ちゃん→PCRT呼吸振動による施術→陰性反応
症状イメージ
→目のチック症状→信念→「復讐心」→お兄ちゃん→→PCRT呼吸振動による施術→陰性反応

施術終了

【4回目:5日後】

〔目安検査〕

肉体内外EB:第6チャクラ、第4チャクラのEB消失
症状イメージ→目の症状

〔EB特定検査〕

症状イメージ→目の症状、口の症状
→信念→「復讐心」→お兄ちゃんとけんかをすると負ける、物の貸し借りで我慢していること→PCRT呼吸振動による施術→陰性反応
テレビを見ているときの症状
→信念→「復讐心」→以前、保育園に預けられたこと→PCRT呼吸振動による施術→陰性反応

施術終了

【5回目:5日後】

〔目安検査〕
肉体内外EB:第6チャクラ
症状イメージ→目の症状、口の症状

〔EB特定検査〕

症状イメージ→目の症状
→信念→「自省心」→保育園で人が怒られるのを見て自分のことのように当てはめて反省する→PCRT呼吸振動による施術→陰性反応
→慈悲心→「慈悲心」→お兄ちゃんがお母さんに怒られるのを可愛そうに思う→PCRT呼吸振動による施術→陰性反応

施術終了


【6回目:4日後】

〔目安検査〕
肉体内外EB:第6チャクラ
症状イメージ→目の症状→陰性症状、口の症状→陰性症状
症状イメージ→視力調整

〔EB特定検査〕

第6チャクラ
→「信念」→「同情心」→昨日のお兄ちゃんに関するトラブル→PCRT呼吸振動による施術→陰性反応

症状イメージ→視力調整(遠近刺激)
→感情→「意欲」→何に関しても一生腱命に集中する→PCRT呼吸振動による施術→陰性反応

施術終了

チックの症状も軽減し、それに伴ってお子さんの表情が以前のように明るくなって良かったとの報告をいただく

【7回目:10日後】

〔目安検査〕
肉体内外EB:頸椎後部

〔EB特定検査〕

肉体内外EB:頸椎後部
→警戒心(母親)→子供達に対して厳しくする加減
→エピソード記憶→不安そうに息子さんを見ている自分→陽性反応→安心して息子さんを見ている自分→陰性反応→パターン呼吸振動法にカラー情報を加えて、陽性反応(赤)か陰性反応(緑)のパターン変換にて調整→陽性反応の陰性化

施術終了

【8回目:7日後】

お母さん曰く、全体的にチックの症状は改善されているが、口をモグモグしているときがあり、それがチック症状なのか、単なるクセなのか気になるとのこと

〔目安検査〕
症状イメージ:代理検査

〔EB特定検査〕
症状イメージ:代理検査
→恐れ→お兄ちゃんの声→PCRT呼吸振動による施術→陰性反応
エピソード記憶
→口をモグモグしている自分の姿(鏡を使用)→陽性反応→普通の自分の姿(鏡を使用)→陰性反応→パターン呼吸振動法にて陽性反応パターンから陰性反応パターンに変化して調整→陽性反応の陰性化

施術終了

【9回目:8日後】

〔目安検査〕
症状イメージ:代理検査
→口のクセ
→眠たい時→陰性反応
→怒られるとき→陰性反応
→お母さんが息子さんの症状を気にしている自分を客観視→陰性反応

施術終了

全般的にチック症状が改善され、お母さん自身も安心している様子なので治癒として様子を見ることにする。

【考察】
本症例で、順調に改善方向へと向かった背景に、PCRTに対する母親の理解と関わり方が影響を及ぼしているように思う。子供の治療と並行して、母親にも治療を受けていただき、AMとPCRT併用による治療効果を体験していただいた。施術者側の印象として、施術者、施術法に関して深く信頼を寄せていただけていることが感じられた。
チック症状を改善させるために、肉体面だけのアプローチでは改善が見込めないということは、一般的にも知られるようになっているのではなかろうか?西洋医学では精神面に作用を及ぼす薬物療法も行われているようだ。PCRTでは、心身相関に関係する誤作動記憶に直接アプローチするため、何が原因に関係し、関係していないかが検査で分かる。PCRTはこのような心因性が関係する症状に関しては、本質的、かつ合理的な治療法といえるだろう。







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