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2019年6月5日水曜日

お母さんと乳幼児の調整

先日、20代後半のお母さんと生後半年の娘さんが、福岡の実家への帰省に伴って来院されました。お母さんは8ヶ月ほど前の妊娠中にも帰省された時に来院してくださり、調整をさせていただきました。生後半年の娘さんは、お母様の身体を通じて生体エネルギーのバランスを検査しました。主な筋骨格系の生体エネルギーブロックとして、右小脳の機能異常の反応が示されました。

お母様はお子さんの行動をよく観察しているようで、寝返りが左側にしかできないとか、ズリバイの際に右足に力が入りにくいという左右差を以前から観察されていたとのことでした。恐らく、右小脳機能異常から生じる右側の上肢、下肢の微妙な筋肉の機能低下が続いていたのではないかと推測できました。また、右側の髪が生えにくいという状態もあり、動きの偏りによって結果的に生じていたかもしれません。また、咳も気になるとのことで、検査を行いアレルギー関連の誤作動を調整しました。

次にお母さんのバランス検査をすると、筋骨格系全体に機能異常部位が多数示されました。筋肉系や関節系に加えて、身体と心との関係性による誤作動も調整しました。初めてのお子さんを授かって、色々大変だろうと思われましたが、弱みを見せずに淡々と子育てをされている様子が伺えました。

本来であれば、継続的に施術をした方がいいのですが・・・同じような施術をしてくれる治療者をご紹介させていただいてはいますが、そこも気軽に通院できるところではないとのことで致し方ないところではあります。お子様の健康面で色々と気になることもあるかと思いますが、基本的に乳幼児の成長は著しく、以前に気になっていた体調不良も成長に伴って自然に改善することも多くあるようです。

お子様の健康は、いつも寄り添っているお母様の体調に左右されやすく、メンタル面も含めてお母様の健康状態がお子様に影響を及ぼすこともあります。一人で頑張り過ぎずに、頼れる人には頼ってゆとりを持って子育てを楽しんでいただければと思います。また、次回の帰省の際には、調整させていただければと願います。

以下、患者様から感想のメールをいただきました。ありがとうございます。

感想
今回、妊娠中にも調整して頂いていたこともあり、産後の調整に娘と共に2度伺いました。
まず母である私は、初めに全体のバランスを確認し、全体的にガタガタになっていたことを自覚しました。自覚すると母としてしっかりしなければと力んでいたものがすっと抜けて、立ち上がるときに腰が抜けるほどでした。
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度目には、長く続いていた腰痛をメインに診て頂きました。無意識ながら自尊心があると分かり、その原因が判明すると、痛くて時間がかかっていたのが嘘みたいにすんなりと立ち上がることができました。
ただの産後の不調だと思って軽く見ていましたが、自覚のないことも原因が分かることで痛みが和らぎ、気持ちの面も軽くなりました。
また生後半年になる娘は、初回なので全体のバランスを確認して頂きました。親として気になっていた寝返りやズリバイの時の偏った方向や利き足、髪の毛の生えない部分にはブロックが確認されました。私がそういうこともあると自覚することで、短期間でブロックには改善がみられました。
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度目は、空咳が気になっていたので診て頂くと、抱っこの際に触れる私の服の素材に起因するということでした。しばらく気をつけようと思います。
そんな繊細な娘ですが、不思議なことにリラックスした状態で診療され、泣きもしませんでした。
妊娠中から産後、さらに娘と、短時間の治療ではありますが、自分では分からない原因を見つけて向き合い、症状を軽くすることができ、感謝しています。ありがとうございました。