前回のPCRTの基礎1では、PCRT検査法の基本となる生体反応検査法や言語神経反射検査法、並びにハード面の主な治療法として、体幹軸や四肢軸、ならびに、脊椎部や四肢部の基本となる部位の加算振動法をご紹介しました。さらに、PCRTハード面調整法の特徴的な概念でもある抑制性イメージ調整法、ソフト面の導入編として、サイクルパターン調整法や基礎感情の導入編、ならびにエネルギー系の施術法としてカラー調整法もご紹介しました。
基礎2では加算振動法の概念を応用した抑制系分野の、体軸、四肢軸の上級編、多岐にわたる関節系の上級編をご紹介します。興奮系分野では、各部位のマッスルテストを使った様々な検査法、筋膜系の調整法。さらに、前庭器官、小脳、脳神経系の調整法。エネルギー系ではブレインマップ調整法、大脳辺縁系領域では、基礎感情の使い方の詳細、大脳皮質系では、意味記憶やエピソード記憶の調整法をご紹介する予定です。
基礎1と基礎2をしっかりとマスターすれば、様々な筋骨格系の症状において、幅広く治療効果を引き出すことができると思います。基礎2では、基礎1に引き続き、チャートの手順に沿って進めることで手法をシンプルにする工夫をしています。それに伴って治療効果が高まるのはもちろん、楽しんで治療を受けてくださる患者さんが増えてきているようです。
先日、マスター認定を修得した先生も、患者さんの数が以前より増えてきたとのことで、大変喜ばれていました。PCRTの基本を着実にマスターすることで、患者さんのニーズに幅広く答えられるという先生方がだんだんと増えてきているようです。
それでは、皆様の研究会へのご参加をお待ちしております。
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