
いかにして二日間のセミナーを充実させるか?ティーティングとコーチング手法を織り交ぜながら、受講者がいかに効率的に知識やスキルをマスターすることができるのかの指導要綱を研究し続けてきた。長年の研究の中での大きな気づきの一つは「手とり足とり教え過ぎない」というものだった。
問題点を何度指摘しても、多くの受講生は同じ問題を何度も繰り返す。「それはなぜか?」それは、「自ら考えて、自ら気づきを得ようとしていないからだ」ということが見えてきた。シンプルにいえば、受け身で教えてもらおうとするのか、主体的に学び取ろうとしているのかの違いだ。
一見、手とり足とり指導員から教えてもった方が上達は早いと思われるかもしれないが、そうとは限らない。基本的に自ら学び取ろうとする姿勢がないと上達はし難い。今では受け身で学ぶのではなく、受講者自らが学び取る姿勢や受講者間で学び合う姿勢は、とても効果的な学習スタイルになっている。
受講者からのフィードバックやアンケートからも満足度が高いことが伺えるが、現在の指導法に甘んじずにさらなる研究を積み重ねていきたい。
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