2012年12月6日木曜日

2012年度PCRT Advance2 研究会へのご案内

こんにちは、心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)代表の保井です。

先日、日経新聞を読んでいて、「SINIC理論」という文字が目に留まりました、それはオムロンの創業者・立石一真が1970年の国際未来学会で発表した未来予測理論です。未来学者アルビントフラーの未来予測と類似していると思われますが、その理論によれば、14世紀までの社会を「農業社会」と位置づけ、その基盤の上に「工業社会」を積み重ね、この工業社会をさらに細分化すると、手工業社会、工業化社会、1870年以降の機械化社会、さらに20世紀に入っての自動化社会、20世紀末から21世紀の入り口までの情報化社会に至っているとのことです。

特に20世紀は、機械化社会、自動化社会、情報化社会と、3つのプロセスが急速に移行する100年でした。そして、工業社会の最終段階である情報化社会の後には、2005年からの「最適化社会」、そのあと2025年からの「自律社会」へ移行すると予測されています。現在は「最適化社会」で、13年後からは「自律社会」が始まると予測されます。そして、情報化社会から最適化社会へ移行する際に、生体制御技術が発展し、バイオネティックスからサイコネティックスへ、さらに最適化社会から自律社会へ移行する際に、精神生体技術が発展し、サイコネティックスからメタサイコネティックスへ科学が発展すると予測されています。

この理論はあくまでも予測ではありますが、このような未来予測の理論に触れると、本研究会も未来を先取りして研究が進んでいるように感じる今日この頃です。さて、今年最後のPCRT Advance2研究会まであと10日ほどに迫りました。今回は、以前からご紹介させていただいている持続圧振動法と持続振動調整法を総合的にまとめて「持続刺激調整法」の総論としてご紹介させていただきます。この持続刺激調整法は今までの研究成果の点と点がつながって、ある程度体系化された感じです。また、前回ご紹介したセルフイメージの検査、施術法を客観的イメージ調整法として、復習も兼ねて分かりやすくご紹介します。

それ以外には、進化したPCRTの患者教育手法、肉体内外(チャクラ含む)EB特定法、脳神経刺激調整法、そして、めまい、耳鳴り、難聴、アレルギー症状、婦人科領域、腹部・内臓領域、乳幼児・小児、動物、不眠症、気分障害などの各論をご紹介する予定です。現在、ご協力いただいているスタッフの先生方とスカイプにて毎週30分程度の研修を行っています。この研修を通じて、研究会では何が伝わりにくいのか、どのように説明すればもっと理解しやすいのかという気づきをたくさん得ることができました。

今回の研修を通じて、想像以上に「提供する側」と「受け取る側」とのギャップが多々あることに気づかせていただきました。それはおそらく治療技術はもとより、患者さんへの治療法の理解にもつながる重要なことなので、説明した内容が本当に伝わっているのかどうかをしっかりと確認しなくてはならないと改めて感じました。特に「持続刺激調整法」の総論では、今までのハード面の施術を総合した内容になりますので、今年配布されたBasic1からAdvance1までのテキストをすべてご持参下さい。用語の変更なども多々ありますので、過去のテキストと照らし合わせながら分かりやすくご説明させていただきます。

それでは、会場で皆様と再会できることを楽しみにしております。

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