2017年度6月7月のFCCニュースレター
日本では、4月から新年度が始まり、学校でも職場でも何かと変化のある時期です。大きな環境の変化に伴って体調を崩される人も少なくはありません。そのような環境の変化に適応する際の心身の不調は「五月病」といわれています。ゆううつ、イライラ、眠れない、理由もなく悲しくなるなどの精神的症状や、胃の痛み、食欲不振、動悸、息苦しさ、疲れ易いなどの身体的症状が現れます。
原因の多くは精神的なストレスです。今までに経験のない環境の変化に心も身体も適応できない状態です。このような環境の変化によるストレスは、長い人生の中で多かれ少なかれ誰もが体験することです。いい意味で言えば、そのような変化が人を成長させてくれます。しかし、あまりにも変化のギャップが大きければ、そこに適応するのは難しくなります。一般的にいわれている「五月病」は、1〜2ヶ月すると自然にその環境に慣れて、精神面や身体面の症状も良くなってくると言われています。
6月〜7月になってもそのような症状が継続する場合は、効果的なケアが必要です。ファミリーカイロでは、腰痛や肩こりといった肉体の症状以外に、メンタル的な症状の改善も得意としています。特に「ストレスケア」は長年の臨床経験の積み重ねで効果を上げてきました。不安感やイライラ感などの気分障害は、数値化して効果を判断します。例えば、患者様の感覚でレベルを数値化すると10段階で10だったものが、施術後には5以下に軽減する方がほとんどです。全ての患者様に効果的であると保障することはできませんが、薬物療法を好まない方にはオススメできる施術法です。
なぜ効果があるかというと2つの理由があります。
1.
本来、脳には柔軟性(可塑性)や適応力がある
2.
脳に精神面や肉体面の症状を緩和させる脳内麻薬物質を持っている

一般的には、問題が解決しないとストレスは治らないと思い込みがちですが、脳のコリがほぐれると問題の受け止め方にも変化が現れ、十分にストレスに対処できるようになるのです。また、ストレス解消法として、趣味や娯楽を楽しむことも大切ですが、脳のコリをほぐし心を整理することは、本質的なストレス解消はもちろん、心の成長にもつながります。
少しでもストレスを感じることや心に引っかかっていることがありましたら、ぜひお声をお掛けください。
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