腰痛や肩こり、関節痛など体の不調は、何らかの「緊張」から生じることが多いようです。
『緊張』???
「緊張はしている感じはないけど・・・」
「あまり、人前で緊張することもないし、不安もないけど・・・」
『緊張』が一つの原因のプロセスになっているといわれると、上記のように考える人も少なくはないかもしれませんね。
ここで言っている『緊張』とは、意識して分かるレベルの緊張のことではありません。
それは、無意識に、あるいは自動的に体に生じている微細なレベルの「緊張」のことを述べています。
力を抜いているかのように見えても、実はとても微細なレベルで筋肉が自動的に緊張したままになっているのです。
そして、
その緊張はあたかも「糸」で引っ張られているかのように身体の柔軟性を制限しているのです。つまり、身体は目で見てもわからないレベルで制限され、自由に、スムーズに、しなやかに動かせていない状態になっているのです。
その自由な動きを制限する「糸」の多くが「感情」と関連しています。
「え、感情???」
身体の緊張が「感情」とどのように関係するのか不思議に思われる方も少なくはないかもしれません。しかし、「感情」すなわち「心の動き」と「身体の動き」は密接に関係しあっているのです。
だからこそ、身体を「感情」と関連付けて治療を施すことで、その「糸」が切り離されて、本来の自由な身体の動きを取り戻すことができます。
「コリ感」や「関節痛」、あるいは「疲れ感」を感じたら、何らかの「糸」によって制限されているかもしれません。その「糸」に関連する感情は、「仕事関係」や「家族関係」、あるいは「飲食関係」や「未来関係」につながったりしているのです。
心身条件反射療法ではそのような関係性をひも解いて、症状の改善に努めています。
2014年6月7日土曜日
2014年6月6日金曜日
心の「クセ」を知ることの効用!
自分で気が付いているか否かは別にして、他人から見て分かる人の「クセ」があります。「クセ」とは一般的にいうと、無意識のうちに行う習慣的行動のことを示し、体の動かし方、話し方など、自動的に繰り返される傾向を表しています。
これらの身体的なクセは、普段意識していないので心とは切り離されているかのように思われますが、実は心理面と密接に関係しあっており、無意識の心によってコントロールされているのです。広い意味では「習慣化」=「クセ」として理解することもできるでしょう。
人の「クセ」に関する研究は、20世紀初頭から始まり「行動主義心理学」や「認知行動療法」などに体系化され、今日においても世界的に幅広く研究が行われています。「クセ」は、「身体的なクセ」と「心理的なクセ」に大きく分けることもできます。
特に「心理的なクセ」は、「身体的なクセ」につながっていることが多く、その思考パターンを知ることで多くの気づきを得ることができます。無意識的な自分の「クセ」を知ることでどんな効用があるのでしょうか?ファミリーカイロで行われている心身条件反射療法(PCRT)やコーチングにおいても、奥に隠れたパターンを探索して、そのパターンを明確に認識することで、健康面やメンタル面などの改善につなげています。
「クセ」には変えたほうがいいクセと、変えないほうがいいクセがあります。変えないほうがいいクセとは、適度に運動するクセ、健康にいいものを適度に食べるクセ、いつも笑顔で挨拶するクセなどがあるかもしれません。変えたほうがいいクセとは、毎晩深酒をする、あるいはいつも人の批判ばかりするクセなどがあるでしょう。
このように目に見える習慣化されたクセは、本当に変えたいという本人の強い決意があれば、ある程度コントロールができるかもしれません。しかしながら、目には見えない心理的に習慣化されたクセは、自分で認識できないことが多く、それらは一般的に「思考グセ」、あるいは「思いグセ」として表現され、変えがたいものです。
このような心の「クセ」は複雑でつかみどころのないという特徴がありますが、「内向きの思考グセ」か、「外向きの思考グセ」かに大きく分けることができます。「内向きの思考グセ」は比較的には「安心」と「安定」などを求める傾向があります。「外向きの思考グセ」は、「挑戦」や「成長」を求める傾向があります。
現代のような平和な時代には「安心」や「安定」よりも、外向きに「挑戦」や「成長」を求めたほうが健全になれるでしょう。より良い変化がもたらされるのは、多くの場合自分の隠れた心のクセの全体像を認識し、新たな選択肢が増えた時です。あなたの心のクセは今どちらの方向に向いているでしょうか?
これらの身体的なクセは、普段意識していないので心とは切り離されているかのように思われますが、実は心理面と密接に関係しあっており、無意識の心によってコントロールされているのです。広い意味では「習慣化」=「クセ」として理解することもできるでしょう。
人の「クセ」に関する研究は、20世紀初頭から始まり「行動主義心理学」や「認知行動療法」などに体系化され、今日においても世界的に幅広く研究が行われています。「クセ」は、「身体的なクセ」と「心理的なクセ」に大きく分けることもできます。
特に「心理的なクセ」は、「身体的なクセ」につながっていることが多く、その思考パターンを知ることで多くの気づきを得ることができます。無意識的な自分の「クセ」を知ることでどんな効用があるのでしょうか?ファミリーカイロで行われている心身条件反射療法(PCRT)やコーチングにおいても、奥に隠れたパターンを探索して、そのパターンを明確に認識することで、健康面やメンタル面などの改善につなげています。
「クセ」には変えたほうがいいクセと、変えないほうがいいクセがあります。変えないほうがいいクセとは、適度に運動するクセ、健康にいいものを適度に食べるクセ、いつも笑顔で挨拶するクセなどがあるかもしれません。変えたほうがいいクセとは、毎晩深酒をする、あるいはいつも人の批判ばかりするクセなどがあるでしょう。
このように目に見える習慣化されたクセは、本当に変えたいという本人の強い決意があれば、ある程度コントロールができるかもしれません。しかしながら、目には見えない心理的に習慣化されたクセは、自分で認識できないことが多く、それらは一般的に「思考グセ」、あるいは「思いグセ」として表現され、変えがたいものです。
このような心の「クセ」は複雑でつかみどころのないという特徴がありますが、「内向きの思考グセ」か、「外向きの思考グセ」かに大きく分けることができます。「内向きの思考グセ」は比較的には「安心」と「安定」などを求める傾向があります。「外向きの思考グセ」は、「挑戦」や「成長」を求める傾向があります。
現代のような平和な時代には「安心」や「安定」よりも、外向きに「挑戦」や「成長」を求めたほうが健全になれるでしょう。より良い変化がもたらされるのは、多くの場合自分の隠れた心のクセの全体像を認識し、新たな選択肢が増えた時です。あなたの心のクセは今どちらの方向に向いているでしょうか?
2014年4月19日土曜日
膝関節痛の改善!
一か月半前より左膝関節内側部に痛みを生じ、7年間続けていたウオーキングができなくなり、歩くのが常に不自由に感じるとのことで来院。痛みの始まりは、久しぶりに登山にいき、下山する際に膝に痛みを感じ、それ以来症状を抱えているとのこと。
整形外科を受診し、レントゲン検査を受ける。タナ障害ではないかと診断され2回ほど通院。その後整骨院に10回ほど通院されたとのこと。リハビリ、マッサージ、低周波などの施術を受けた。
初期の痛みからすると60%ぐらいは改善されたようだが、そこからが改善されないらしい。初回の検査では、右大脳、左小脳の機能異常が認められる。片足立ちで屈伸運度を軽くしてもらうと、右脚では膝に症状もなくバランスが取れた動きをするが、左脚では右膝に痛みがあり、大きくふらついた。
最初は、アクティベータ・メソッドで神経関節機能の調整を行い、PCRTで神経系に誤作動を示している感情面の治療も行った。施術後の片足立ちの検査では、明らかに屈伸運動のバランスが改善され、症状も改善された。
その後、屈伸運動のリハビリも安定し、階段や後ろ歩きなど付加でも症状が無くなり、5回の施術で治療を終えた。様々な感情が絡んではいたが、最も影響を及ぼしていると感じたのは未来の退職後の不安だった様子。とても前向きな方ではあるが、未来にチャレンジすることが大きければ大きいほどその不安も潜在的に影響していたことが伺えた。
会社勤めの人にとっては、退職という人生においては大きな節目がある。その節目を境に様々な病気を抱える人も少なくはないだろう。未来のことは誰も予測できないが、明るい未来を想像するか、不安な未来を想像するかの「想像の選択肢」は皆平等に与えられている。
と、理屈では簡単にいうことはできるが、人間の脳、心はそれほど単純ではない。だからPCRTのような施術が必要になる。
整形外科を受診し、レントゲン検査を受ける。タナ障害ではないかと診断され2回ほど通院。その後整骨院に10回ほど通院されたとのこと。リハビリ、マッサージ、低周波などの施術を受けた。
初期の痛みからすると60%ぐらいは改善されたようだが、そこからが改善されないらしい。初回の検査では、右大脳、左小脳の機能異常が認められる。片足立ちで屈伸運度を軽くしてもらうと、右脚では膝に症状もなくバランスが取れた動きをするが、左脚では右膝に痛みがあり、大きくふらついた。
最初は、アクティベータ・メソッドで神経関節機能の調整を行い、PCRTで神経系に誤作動を示している感情面の治療も行った。施術後の片足立ちの検査では、明らかに屈伸運動のバランスが改善され、症状も改善された。
その後、屈伸運動のリハビリも安定し、階段や後ろ歩きなど付加でも症状が無くなり、5回の施術で治療を終えた。様々な感情が絡んではいたが、最も影響を及ぼしていると感じたのは未来の退職後の不安だった様子。とても前向きな方ではあるが、未来にチャレンジすることが大きければ大きいほどその不安も潜在的に影響していたことが伺えた。
会社勤めの人にとっては、退職という人生においては大きな節目がある。その節目を境に様々な病気を抱える人も少なくはないだろう。未来のことは誰も予測できないが、明るい未来を想像するか、不安な未来を想像するかの「想像の選択肢」は皆平等に与えられている。
と、理屈では簡単にいうことはできるが、人間の脳、心はそれほど単純ではない。だからPCRTのような施術が必要になる。
2014年4月16日水曜日
石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)の改善!
30代後半の女性、会社員が右肩の痛みで来院。症状はファミリーカイロに来院される3日前の夜から始まったとのこと。疼痛発症の翌日に病院を受診して、レントゲン検査により、石灰沈着性腱板炎と診断される。その二日後に当院を受診。来院時の所見では右肩はほとんど動かせない状態で、パソコンも打てず、服も着れない、髪も結えない状態。肩関節の石灰化は5年ほど前にもレントゲン検査で診断されていたとのこと。
そのように以前から肩関節周辺は悪い状態で、今回の激痛を機に本質的に改善したい様子。ファミリーカイロでの初診時には肩関節を動かすことも、うつ伏せに寝ることもまともにできなかった。石灰化がある部位を軽く触診しただけで激痛が走るので、その部位を触らないように用心しながらアクティベータメソッドで脊柱のバランスを整え、PCRTで生体エネルギーバランスを整えた。
最初は感情面が複雑に絡んでおり、感情面のパターンが少なくなるにつれて症状も徐々に改善され、6回目の施術時にはほぼ日常生活では肩関節の痛みの症状は感じなくなっているとのことだった。現在ではメンテナンス的に自分では気づかない脊柱や関節部のバランス異常部位を整えている。
石灰化の原因として、様々な説があると思われる。自然療法を研究している治療家として、石灰化が生じるプロセスとしては、基本的に3つの段階があると考えている。
1. 肉体的、心理的ストレス
2. 神経系の誤作動
3. 筋肉系の機能障害
それぞれの段階は複雑であり、個々の患者さんによって様々な因果関係が絡んでくるだろう。上記の3つのプロセスを経て、関節の動きがアンバランスとなり、そのアンバランスを補う形で生体内では自然発生的に石灰化が生じると考えらえる。
この石灰沈着性腱板炎に限らず、肩関節周囲炎などの肩の痛みの原因は、この基本プロセスから生じるとことがほとんどである。このような肩関節の機能障害による施術を行う際、まずは、症状のある肩関節を構成するどの筋肉の働きに異常があるかどうかの筋抵抗検査法を用いる。
痛みなどを抱えた肩関節機能障害のある患者さんの多くは、筋抵抗検査法によって数か所陽性反応が示される。そして、施術によって陽性反応が解消されるに伴って症状も改善されるというケースがほとんどである。このように多くの臨床例から分かることは、上記の3つのプロセスが関係しており、早期に本質的に治すためには肉体面(ハード面)の調整と共に心理面(ソフト面)の調整も不可欠であろう。
現代医学の情報だけを信じている多くの人は、関節の痛みなどがあると、まずは構造的な異常を主な原因と考える傾向にあるが、事故などの外傷が原因でない限り、自然発生的に生じた機能障害は、筋肉系のバランス異常であり、それは神経系のバランス異常から生じ、さらにそれはメンタル面や様々な関係性によって生じている。
このような本質的なプロセスは、単に肩関節だけでなく腰や膝など様々な関節にも関係している。この本質的なプロセスをもっと多くの人に知っていただくことができればと願っている。
そのように以前から肩関節周辺は悪い状態で、今回の激痛を機に本質的に改善したい様子。ファミリーカイロでの初診時には肩関節を動かすことも、うつ伏せに寝ることもまともにできなかった。石灰化がある部位を軽く触診しただけで激痛が走るので、その部位を触らないように用心しながらアクティベータメソッドで脊柱のバランスを整え、PCRTで生体エネルギーバランスを整えた。
最初は感情面が複雑に絡んでおり、感情面のパターンが少なくなるにつれて症状も徐々に改善され、6回目の施術時にはほぼ日常生活では肩関節の痛みの症状は感じなくなっているとのことだった。現在ではメンテナンス的に自分では気づかない脊柱や関節部のバランス異常部位を整えている。
石灰化の原因として、様々な説があると思われる。自然療法を研究している治療家として、石灰化が生じるプロセスとしては、基本的に3つの段階があると考えている。
1. 肉体的、心理的ストレス
2. 神経系の誤作動
3. 筋肉系の機能障害
それぞれの段階は複雑であり、個々の患者さんによって様々な因果関係が絡んでくるだろう。上記の3つのプロセスを経て、関節の動きがアンバランスとなり、そのアンバランスを補う形で生体内では自然発生的に石灰化が生じると考えらえる。
この石灰沈着性腱板炎に限らず、肩関節周囲炎などの肩の痛みの原因は、この基本プロセスから生じるとことがほとんどである。このような肩関節の機能障害による施術を行う際、まずは、症状のある肩関節を構成するどの筋肉の働きに異常があるかどうかの筋抵抗検査法を用いる。
痛みなどを抱えた肩関節機能障害のある患者さんの多くは、筋抵抗検査法によって数か所陽性反応が示される。そして、施術によって陽性反応が解消されるに伴って症状も改善されるというケースがほとんどである。このように多くの臨床例から分かることは、上記の3つのプロセスが関係しており、早期に本質的に治すためには肉体面(ハード面)の調整と共に心理面(ソフト面)の調整も不可欠であろう。
現代医学の情報だけを信じている多くの人は、関節の痛みなどがあると、まずは構造的な異常を主な原因と考える傾向にあるが、事故などの外傷が原因でない限り、自然発生的に生じた機能障害は、筋肉系のバランス異常であり、それは神経系のバランス異常から生じ、さらにそれはメンタル面や様々な関係性によって生じている。
このような本質的なプロセスは、単に肩関節だけでなく腰や膝など様々な関節にも関係している。この本質的なプロセスをもっと多くの人に知っていただくことができればと願っている。
2014年4月14日月曜日
野球選手のイップス(送球恐怖症)の改善!
ある専門職仲間で構成される野球部の選手(ピッチャー)が、肩の症状とイップス(送球恐怖症)で来院。約1年前からその症状を抱えており、週末一回のペースで行われている練習のたびにつらい思いをされているとのこと。
基本的な施術法はアクティベータ・メソッドと心身条件反射療法(ニューロ・パターン・セラピー)【PCRT】との組み合わせで行った。改善のポイントは心身相関的に影響を及ぼしている神経的な誤作動である。それは潜在的な感情と神経系との関係性で学習記憶されている誤作動であり、その誤作動の学習記憶を再プログラム化していく。
特に無意識的にアンバランスのスイッチを入れる「潜在的な感情」の検査が重要で、その検査がスムーズにいけば、後は消去法のように潜在的感情とリンクした誤作動パターンを消去していく。その誤作動のパターンが取れればとれるほど、イップスの症状は改善していく。
初回の検査では、「連帯感」→キャプテンとしてのチームワーク、責任。「恐れ」→周囲からの評価や批判。「意欲」、避けたい。「義務」→経験者としてできねばならない。「恐れ」→交代(過去の経験)。2回目の検査では、「劣等感」→過去の自分との比較。イップス以外の肩の痛みの症状も、「義務感」、「恐れ」、「責任」、「劣等感」の感情が絡んでいた。
3回目に来院されたときには、イップスの症状があまり出なかったとのご報告をいただいたが、今までになかった左腕の違和感を生じたとのこと。検査をしてみると、筋肉系のバランス異常の反応が示されたので筋肉系の調整を行った。イップスは様々な場面で学習記憶されている場合が多いので、試合の場面を様々な角度から想定してイップスの検査をしてみた。
ある程度、基本的なイップスの誤作動パターンは消去されたが、さらにもっとも緊張するような試合での場面(満塁で勝敗を左右)を想定してもらい検査をしてみると、陽性反応が示されたのでその感情も調整した。4回目の検査では、筋肉系のバランス異常反応と試合の勝敗を左右する満塁の場面でイップスの反応が示された。同じパターンがぶり返していたのでさらに深いレベルとパターンを検査して施術を行った。
イップス(送球恐怖症)の治療経過は良好で、イップス症状の誤作動パターンが消去されるに伴って、症状が改善される。もしかすると、今後の練習や本番の試合で、隠れている誤作動パターンが示されるかもしれないが、学習記憶された誤作動の陽性反応を消去していけば症状がさらに改善されるだろう。
特に、イップスのように明らかに心と身体の関係性による誤作動の症状は、肉体面だけ、あるいはメンタル面だけと分けて治療するのではなく、心身相関的な関係性を検査して施術を行わなければ本質的な治療にはつながらないだろう。実際に臨床現場では、イップスといわなくて、心と身体の関係性による誤作動による様々な体調不良はとても多いように感じる。
追記:イップスの改善報告!
先日、卓球のイップスの症状で通院されていた患者さんが、全九州卓球選手権のダブルスの部門で準優勝されたたとのご報告をしてくださいました。ご報告ありがとうございます!!この患者さんも脳に学習記憶された誤作動パターンを消去しながら治療を行った結果改善されました。
2014年4月2日水曜日
体に合わせる「アレルギー治療」
先日、「アレルゲン免疫療法」という特にスギ花粉症に対する治療法がテレビでも紹介されていました。アレルゲン免疫療法は、減感作療法とも呼ばれ、アレルギーの原因である「アレルゲン」を少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげる治療法です。以前は、皮下注射による減感作療法が行われていましたが、注射による痛みや長期間に渡る定期的な通院などの面で患者の負担が大きく、重篤な副作用が問題となっていました。そこで最近ではスギ花粉舌下液を舌下に投与する方法が開発され、自宅での服用も可能であるということです。治療は長期間(3~5年)かかるとされ、すべての患者さんに効果が期待できるわけではないということです。
このアレルゲン免疫療法の「体をアレルゲンに慣らしていく」という治療目的は、ファミリーカイロで行われているPCRT(心身条件反射療法)のアレルギー治療と類似していますが、治療法やアレルゲンに対する考え方は異なります。PCRTではアレルゲンを量子力学的に「物質=エネルギー=情報」という概念でとらえています。アレルゲンがもっているエネルギー的波動情報を、アレルギー症状をもつ患者さんの生体エネルギーに合わせる目的で治療を行います。アレルゲン免疫療法のように実際のアレルゲンエキスを人体に使ったりはしません。
PCRTのアレルギー治療は、恐らく病院で行われているアレルゲン免疫療法よりも早期に改善され、副作用などはありません。「体をアレルゲンに慣らしていく」という治療目的は同じなのですが、人体を検査器具として使うため検査も簡便です。また、臨床経験から、関係するアレルゲンだけで合わせる治療をするよりも、アレルゲンに関連した「感情」を組み合わせて治療を施すことで、早く治療効果が引き出せることが分かっています。
目鼻、呼吸器、皮膚などのアレルギーで悩まされている方は増えてきているようですが、根本的に治すためには、対症療法ではなく、「体をアレルゲンに慣らしていく」ということが基本になります。本来人間の体は、様々な環境や物質、微細なアレルゲンに「慣れる力」、すなわち「適応力」を持ち備えています。逆にいうと、アレルゲンを避けようとすればするほど、「過敏度」は高まり「慣れる力」は低下するということになります。
ファミリーカイロでは、その「慣れる力」を最大限に引き出す臨床研究を長年継続しております。アレルギー症状の程度や期間によって、症状が改善するまでの期間は様々ですが、反応を示す原因パターンを消去することで段階的に改善していきます。アレルギー症状でお困りの方はお気軽にご相談下さい。
先日、拙著「体の不調は脳がつくり、脳が治す」が出版されました。PCRTのアレルギー治療に関する内容にも触れています。ご興味がありましたら書店、インターネットでお買い求めいただければ幸いです。ファミリーカイロでも販売しております。
このアレルゲン免疫療法の「体をアレルゲンに慣らしていく」という治療目的は、ファミリーカイロで行われているPCRT(心身条件反射療法)のアレルギー治療と類似していますが、治療法やアレルゲンに対する考え方は異なります。PCRTではアレルゲンを量子力学的に「物質=エネルギー=情報」という概念でとらえています。アレルゲンがもっているエネルギー的波動情報を、アレルギー症状をもつ患者さんの生体エネルギーに合わせる目的で治療を行います。アレルゲン免疫療法のように実際のアレルゲンエキスを人体に使ったりはしません。
PCRTのアレルギー治療は、恐らく病院で行われているアレルゲン免疫療法よりも早期に改善され、副作用などはありません。「体をアレルゲンに慣らしていく」という治療目的は同じなのですが、人体を検査器具として使うため検査も簡便です。また、臨床経験から、関係するアレルゲンだけで合わせる治療をするよりも、アレルゲンに関連した「感情」を組み合わせて治療を施すことで、早く治療効果が引き出せることが分かっています。
目鼻、呼吸器、皮膚などのアレルギーで悩まされている方は増えてきているようですが、根本的に治すためには、対症療法ではなく、「体をアレルゲンに慣らしていく」ということが基本になります。本来人間の体は、様々な環境や物質、微細なアレルゲンに「慣れる力」、すなわち「適応力」を持ち備えています。逆にいうと、アレルゲンを避けようとすればするほど、「過敏度」は高まり「慣れる力」は低下するということになります。
ファミリーカイロでは、その「慣れる力」を最大限に引き出す臨床研究を長年継続しております。アレルギー症状の程度や期間によって、症状が改善するまでの期間は様々ですが、反応を示す原因パターンを消去することで段階的に改善していきます。アレルギー症状でお困りの方はお気軽にご相談下さい。
先日、拙著「体の不調は脳がつくり、脳が治す」が出版されました。PCRTのアレルギー治療に関する内容にも触れています。ご興味がありましたら書店、インターネットでお買い求めいただければ幸いです。ファミリーカイロでも販売しております。
2014年3月12日水曜日
原因不明の胸部痛、PCRTでは内分泌系の機能障害が絡んでいた
4日ほど前から思い当たる原因がなく胸部痛が強くなり、いくつかの病院を回り、最終的に大学病院でCTの検査をしたけれども異常が見つからなかったらしい。とりあえず症状がある部位にステロイド注射を二日間打ってもらったが症状は改善されずに来院。
大学病院の先生によると、尿酸値が高いので、痛風のような痛みが胸部にきたのではないか?でもその様な症例は見たことがないといわれたらしい。胸部痛以外にも、20日ほど前から左膝関節と左肩関節の痛みがあったという。
来院時には呼吸も荒く、胸部痛のために寝返りにも時間がかかり、胸部を軽く押さえただけで、痛みが増強する。特に左肩関節を上に挙げるのが困難で、左側の頸部痛が伴う状態。かなり痛みが強い状態なので、胸椎付近の触診もあまりできない。
アクティベータ・メソッドの施術を最初に行い、次にPCRTにてエネルギーブロック(EB)の検査を行う。主に胸腺と甲状腺の内分泌系のEBが示された。EBの原因に関係する感情を調べてみると、意欲、連帯感、義務感、劣等感の感情が絡んでいた。
施術後呼吸も正常に戻り、寝返りも楽にできるようになった。肩関節や頸部の運動時痛も消失して、とてもつらそうな顔から安心感が現れた。治療前に比べるとかなり症状が改善されたが、時間の経過に伴ってぶり返すこともあるので、継続治療が必要だろう。
内分泌系の機能障害による痛みのメカニズムは定かではないが、内分泌系のEBの陽性反応が消失することで痛みが改善される患者さんも少なくない。他には、甲状腺に絡んだ代謝障害や疲れ感、婦人科系の内分泌障害、副腎皮質などのEBを解消させることで多くの症状が改善される。
大学病院の先生によると、尿酸値が高いので、痛風のような痛みが胸部にきたのではないか?でもその様な症例は見たことがないといわれたらしい。胸部痛以外にも、20日ほど前から左膝関節と左肩関節の痛みがあったという。
来院時には呼吸も荒く、胸部痛のために寝返りにも時間がかかり、胸部を軽く押さえただけで、痛みが増強する。特に左肩関節を上に挙げるのが困難で、左側の頸部痛が伴う状態。かなり痛みが強い状態なので、胸椎付近の触診もあまりできない。
アクティベータ・メソッドの施術を最初に行い、次にPCRTにてエネルギーブロック(EB)の検査を行う。主に胸腺と甲状腺の内分泌系のEBが示された。EBの原因に関係する感情を調べてみると、意欲、連帯感、義務感、劣等感の感情が絡んでいた。
施術後呼吸も正常に戻り、寝返りも楽にできるようになった。肩関節や頸部の運動時痛も消失して、とてもつらそうな顔から安心感が現れた。治療前に比べるとかなり症状が改善されたが、時間の経過に伴ってぶり返すこともあるので、継続治療が必要だろう。
内分泌系の機能障害による痛みのメカニズムは定かではないが、内分泌系のEBの陽性反応が消失することで痛みが改善される患者さんも少なくない。他には、甲状腺に絡んだ代謝障害や疲れ感、婦人科系の内分泌障害、副腎皮質などのEBを解消させることで多くの症状が改善される。
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