また、今回は特に直観的な思考を養う大切なトレーニングでもあります。機械構造論的な教育を受けた私たちとっては、この有機生命論的な直観型思考はとても重要です。
現代医学、科学の世界では、合理的な思考が中心で、線形的思考、分析的思考、断片的思考が求められます。その一方で有機生命論、エネルギー医学の世界では直観的思考、非線形的思考、統合的思考、全包括的(ホリスティック)思考が求められます。
心と身体を切り離した二元論的な肉体(ハード面)のみの施術ではマニュアル的、あるいはハウツー的にアプローチがしやすいのですが、心身相関に対する検査や施術法は、ハウツー的なアプローチとは異なる統合的でホリステック的なアプローチが必要なため、その手法をマスターするためには、単に生物学的、神経機能学的知識に基づく検査法や施術法に限らず、行動心理学的な知識やトレーニングが必要です。
特に「学習・記憶」をテーマにしたPCRTの施術法は、単に生物医学的な知識や神経機能学的な知識以上に、幅広い行動心理学的なアプローチが求められます。最先端の脳科学の研究が進むにつれて、PCRTの奥深さが証明されているようにも感じます。
今回の研究会では、陽春堂の小久保さんのご協力を得て、検査器具を使用させていただき、施術の指標となるエネルギーブロック検査法を客観的に評価できる研究デザインの可能性を探ってみたいと思います。
それでは、皆様のご参加を心よりお待ちしています。
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