最初は、言葉の文字を見ただけで身体が反応を示すということに、「え、え、???」という感じになられた方も少なくはないと思います。私たち治療者はこのように身体を使った検査法を「生体反応検査」といい、言語情報を使った検査を「言語神経反射検査」と呼んでいます。
古来より言霊として語られているように、言葉には見えない力が宿ると信じられてきております。長年、言葉に関する臨床研究を積み重ねてきましたが、結論的に「言語」=「情報」=「エネルギー」=「波動」=「気」という法則が当てはまります。これはエネルギー医学の分野でもいわれていることです。
例えば、日本語のチャートを使った「言語神経反射検査」を日本語の意味が分からない英語圏の患者さんや小児に検査を行っても、文字を眺めるだけで「反応を示す言語」と「示さない言語」が明確に示されます。
この反応は、言葉の「意味」というよりも言葉の「情報」=「エネルギー」が脳を刺激して生体エネルギーが無意識的に反応を示していることになります。脳には様々な「情報」をキャッチする機能が備えられておりますので、普段意識していない情報でも敏感に反応が示されます。
また、脳は高度な記憶装置を備えていますので、その情報が学習記憶され、誤作動を生じさせて様々な症状を引き起こしてしまいます。検査で引き出された学習記憶の情報が深ければ深いほど本質的な改善につながりやすく、表面的な感情の背後にある価値観や信念に関係することが多いようです。
チャートは、「感情」、「価値観」「信念」に関係する分野に分かれており、普段意識していない言語で反応を示すことが多いようです。特に信念や価値観に関係する自分の中にあるルール、すなわち『~べき』や「~ねばならない』が影響を及ぼしていることを知ることで脳の柔軟性が広がり、様々な変化に対するストレスへの耐性がついてきます。
「諸行無常」という仏教思想があるように、あらゆるものが常に流動的に変化し、同じ状態が続くということが不自然であるという前提があれば、信念や価値観に対しても柔軟性が広がり、様々な環境での適応力も変化するかもしれません。
生きていくうえで「ストレス」という刺激は常に存在し、常に変化し、進化し続けています。私たちはそのような流転するストレスと共存しながら生活を営む必要があります。本質的な健康を保つためにもこの流転するストレスとの共存は必須条件です。
最良の健康を維持していくために、メンテナンス的にもファミリーカイロでの治療をご利用ください。よろしくお願い申し上げます。
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